VGA（Video Game Authority）でもCovid-19の影響で鑑定作業に関して以下のように遅延が発生しているようです。
またその影響のためか、Economy tierでの受付が停止されています。
米国でのワクチン接種が進んでいるとの話もありますので、恒常的なものではないと思われますが、まだしばらくゲーム鑑定に関しては世界的に遅延状況が続きそうですね。

Tires	遅延状況
受付済み	返品予定日から４週間以上の遅れ
Express Grading Scales	通常完了予定日から３週間以上必要
Loose Express Grading Scale	通常完了予定日から２週間以上必要
All Economy Grading Scales	通常完了予定日から４週間以上必要

ゲーム鑑定サービスを提供しているWataGamesが一時的なサービスレベルの変更をアナウンスしていました。
直接理由を聞けたわけではありませんが、Covid-19の感染防止対応に加えて最近急増しているゲーム鑑定依頼の増加が背景にあることは間違いないでしょう。

ポイントとしては2点あります。鑑定期間の延長と鑑定価格の増加です。
鑑定期間に関してはそれぞれ以下のように延長されています。

プラン	期間
ワープゾーン	7営業日
スピードラン	35営業日
ターボ	120営業日

セレクトプランに関しての言及はありませんが、当然ながらターボよりも時間はかかり170営業日かかるとの情報もあります。

鑑定価格関しても、C.I.B品の鑑定が特に値上げされており、スピードランプランだと$170、ワープゾーンプランだと、$230となっています。

いずれにせよ現時点ではまだWataGamesはカナダ以外の国外からの受付を公にはしていないため、日本からの依頼そのものが受け付けられるかわからない状況です。
しかし、昨今のゲーム鑑定のムーブメントを考慮するに、日本からの依頼も正式に対応していくのではないかと考えています。

アメリカではワクチン接種の進みにより、Covid-19の影響による業務逼迫は徐々に解消されていっている状況です。またWataGamesも今回の措置は一時的なものとしていますので、近い将来落ち着いた段階で日本からの対応可否を相談してみる予定です。